ミュージックビデオの撮り方(2/2)

前回に引き続き、ミュージックビデオの撮り方です。

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4.撮影当日

やっぱり計画どおりにはいきません。いくら朝とはいえ真夏にギター、アンプ、撮影用機材、イスなどを持って移動するのは相当ハードです。撮影場所を何ヶ所か変えて撮る予定でしたが、各曲1ヶ所ずつに変更しました。カメラのトラブルもあり、思ったようなアングルが撮れなくなったりしましたが、致命的ではありませんでした。

計画変更のときにこそ、どのぐらいMVのイメージが練られているかが試されるのです。よく練られていれば、これがうまくいかないならああしよう、こうしようとすぐに代替案が浮かんできます。

MV撮影において、何が致命的か考えて、対策できるところはしておくといいです。当日メンバーが欠席した場合どうするのか、カメラが壊れたらどうするのか、撮影場所の環境が悪化(たとえば公園でイベントが行われていたとか)したらどうするのか…などなど。カメラと撮影場所については、予備の用意、イベント日程の把握などで事前に対策できます。

ちなみに撮影場所を変えて撮れない、という計画変更に対しては、オフショットの素材を多めに撮ることで対応しました。とにかく背景のバリエーションをたくさん用意しておきたい(そのほうが視聴者を飽きさせない)というイメージがあったからです。

ここで実際に弾いて撮影するときの重要なポイント。録音した演奏、つまり撮影時に放送する演奏のはじめの部分にカウントを付けておきましょう。クリック音4回とか簡単なものでいいので必ず付けましょう。これがないといつ弾きはじめていいのかわからなくなってしまいます。想像しただけで厄介ですね…

ちゃんと計画していれば突発事項にもうまく対応できるので、撮影もだんだんと進んでいきます。

終了予定時刻をオーバーしつつも、なんとかその後に行われる練習には間に合いました(なんと早朝のMV撮影のあとに練習をしたのです!)。

5.まとめ

  • 計画はうまくいかないということを必ず念頭に置いておくこと。その上で計画どおりに進行させる最大の努力をする。
  • 最初から完璧なものを作ろうとしないこと。完成させることが大事。
  • MV撮影というイベントを楽しめるようにする。MV撮影の完璧さではなく、あくまで撮影に関わるみんなが楽しいことをやるというスタンスを忘れずに。

ぼくも撮影当日は計画がどんどん崩れていって、撮りたかった絵がぜんぜん撮れない…このままだとクオリティがでない…と思っていました。それでもなんとか1つ作ってみると、なかなかいいじゃん、しばらく経って見返してみると、かなりいいじゃん!と見方が変わってきました。

撮影時のこだわりなんて、自分だけの、もっと言えば撮影時の自分だけのどうでもいいものなんです。その一瞬のどうでもいいこだわりのせいで作品が完成しなかったらもったいない。完成しなかったという後悔は一瞬ではなくもっと長く続くでしょう。

楽しくやれる範囲でがんばる、楽しかったらまたやってみる、何回かやってるうちに技術もついてくる。こういうふうにのんびりやっていくのが結局一番なのです。

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前編:ミュージックビデオの撮り方(1/2)

関連:iMovieで4分割画面の動画をつくる方法

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