ショッピングモールは「雰囲気」の見本市。ウィンドウショッピングでぼくは何を見ているか

ぼくはこう見えてわりとショッピングモールをうろうろするのが好きなんです。特に買いたいものがあるわけでも、見たいものがあるわけでもない。この辺は共感してくれるひと結構多そう。この「なんにもないけどなんとなく行く」のはなんでかな、と不思議に思っていましたが、ついにぼくなりの解のひとつを発見しました。

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雰囲気を感じに行く

ショッピングモール、なかでもたくさんの専門店が入った大型のショッピングモールを思い浮かべてください。それぞれのお店には独自の雰囲気があります。ぼくはどうもこのお店ごとに異なる雰囲気を感じ取りに行っているようです。店内の壁の色、インテリアのこだわり、照明などなど。お店ごとにそれはもうまったく違う。ほら、喫茶店なんかはこういう見方で選ぶひと多いでしょう。あっちのカフェはシックでいい感じ、とかこっちのカフェはとにかくおしゃれ、とか。ショッピングモールにはこういう「お店の雰囲気」が集まっている。いわば「雰囲気の見本市」なんです。

ショッピングモールには雰囲気の見本市という機能があることがわかりました。そうすると今度は逆に、雰囲気を展示するための店舗という店舗設計の方向もありかもしれない、という妄想が膨らみます。

たとえば店舗そのものを鬱蒼としたジャングルにする。こんなお店はぼくはまだ見たことがないです。リアルなジャングルではないけれど、本を中心に雑貨を扱うヴィレッジヴァンガードはどことなく店内の雰囲気がジャングルっぽい。と、ここまで書いてぼくは金沢21世紀美術館のことを思い出しました。ぼくが行ったときには確か人工の木(のようなもの)が乱立する中をひとがくぐり抜けていくアートがありました。美術館は雰囲気を売っている場所なのかもしれない。つらつら考えているうちに、ショッピングモールとアートがぼくの頭のなかでつながっていきます。

ショッピングモール×美術館

そうすると次の発想として、ショッピングモールと美術館を混ぜられないか、ということになります。雰囲気を売っている美術館と、実際のモノを売っているショッピングモール。両方のいいとこ取りをしたらおもしろそう。

芸術的な趣向を凝らした店舗を構えて、入店は無料。その芸術の雰囲気にマッチした商品を売る。どうでしょう。だめかな、ビジネス的には。でもぼくはそういうお店があったら入りたいです。

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