ギターとピアノの二重奏ってどんな感じ? 瀬戸輝一さんと朝原望さん夫妻のデュオ「 Duo Non Teru 」を聴いてきた

ギターとピアノの二重奏というものを初めて聴きました。クラシック曲がメインのリサイタルだったので、クラシックに詳しくないぼくは、曲について語るべき言葉を持たないのだけれど、ギターとピアノのそれぞれがどんな音を出して、どんな響きになっているかということは肌で感じることができるので、ぼくなりの実感を書いてみます。

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音質

ピアノとギターの音質、かなり似てます。ギタリストの瀬戸輝一さんもおっしゃっていましたが、ピアノとギターで同じ音を弾いているとまるでひとりで弾いている感覚になるそう。とくにクラシックギターの4〜6弦の巻弦を親指で弾いたときの音とピアノの音は、瞬時に区別するのは難しい。1〜3弦は音質面ではけっこう違うんですけれど。ぼくの印象では瀬戸さんはずいぶん固めの音を出す方なのでその影響もあるかもしれません。

ギター=ヴォーカル、ピアノ=オーケストラ

ポピュラー音楽の用語で言うと、ギターがヴォーカルで、ピアノがそれを支えるオーケストラ、という位置づけになっているとき、一番両方の楽器が栄える印象でした。あるいはギターが充実した中声、ピアノがベースとヴォーカルとか。いずれにせよギターの音域は空けておかないとどうしてもピアノがギターを食ってしまいます。

ぼくも演奏を聴く前はギターはピアノに負けるんじゃないかと思っていましたが、ちゃんと居場所を整理してやればそれぞれのいいところが聴こえてくる。ミキシングの基本を教えてもらった気がします。

逆にピアノが中音域で細かい音をたくさん弾いているときは、ギターはどんなにがんばっても「負けている」という印象は拭えないと感じました。音量の差がここまで大きい楽器どうしだと、音質の差でそれぞれの存在を際立たせるのは難しいんだろうな。

ギターとピアノの二重奏

ギターとピアノの二重奏ってあんまり見かけないのはどうしてでしょうね。それぞれが独奏楽器として確立している上に、いま書いたような音量のバランスが難しいからでしょうか。でもちゃんとそれぞれの楽器が落ち着く居場所を見つければそんなの全く問題ないし、むしろ新しいサウンドが生まれる。新しい曲作りの方法を示してくたような気がして、ほんとうに聴きにいってよかった。大阪でリサイタルがあってよかった。

今回、ギタリストの瀬戸さんに誘っていただいてこのリサイタルを聴きにいきました。瀬戸さんとはこの前の3月に行われたRubinetto第2回単独ライブでお会いして、それからぼくの曲「風花」を下北沢のバーで弾いてくださって、そんなことがあっているうちにぼくが大阪へ引っ越してしまった。そこへ大阪リサイタルという流れのよさはいったいなんなんでしょう。

ちなみに来年4月には奈良公演が決まっているそうです。奈良公園じゃないですよ!

瀬戸輝一 Official HP

♪ NOZOMI’s Wonderful World

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