ビッグイシュー11月号に載ってる高知の「沢田マンション」がすごい

(画像はsawaman gallary room38より)

先日宝塚でふらりと買ったビッグイシューに、高知県にあるマンション「沢田マンション」のお話が載っていました。これがすごいんです。単なる建物を越えてなんだかよくわからないけどすごい何かになっている。雑誌の見開き1ページを読んだだけなのに言葉では言い表せないパワーを感じる、そして自然と笑えてくる沢田マンション。がんばって言語化を試みました。

沢田マンション

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日本のサグラダファミリア

調べてみるとかなり有名なところなんですね。日本のサグラダファミリア、高知の九龍城、まるで軍艦島… という形容もちらほら。ビッグイシューの記事からそのパワーを感じてみましょう。

地下1階、地上6階建てのセルフビルドマンション(賃貸戸数約70)」

マンション前面についている緩やかなスロープを上って行くと、見学者(軽自動車でもOK)はマンションの内部を抜けて、建物5階まで行くことができる。途中4階では、滝があり鯉も泳いでいる大きな池に出くわす。

5階についてまず目にするのは製材所と工作室だ。(中略)木材などは、マンションのシンボルともなっている4畳分の広さがあるリフト(壁のないエレベーター)で運び揚げられる。

沢田さんご一家の自宅は5階にあるそうで、こんな様子です。

土を30トン運び込んで、松、山桜、紅葉などさまざまな樹木や植物を植え、地上の一戸建てに住むような生活が営まれている。庭には、大きな鳥小屋もあり、その中では小鳥が飛び交い、鶏が地面をほじくっては毎日卵を生んでいる。

終始こんな感じで、6階にはクレーンや井戸水タンク、水田などがあるそうです。とさらっと書いてしまうけれど、6階に田んぼってどういうことなの…

天地がひっくり返っている

ふつう地面にある庭や田んぼや滝や池、鶏とその卵たちが2階以上の高さにあるんです。いわば宙に浮いている。ぼくはこういう、ふつう宙に浮いていないものが浮いている、という状況にとてもわくわくする。スケールが大きくて、宙に浮かせようなどとは考えもしないものが浮いているというのがいい。

田んぼの真下は住宅なんだろうか、そこで暮らしている住人の方はどんな気持ちなんだろう。滝の下で暮らすってどんな気持ちなんだろう。自分の部屋の真上で鶏が毎日卵を生んでいるって… 実際に体験してみないとわからないでしょうけど、きっと田んぼや滝や鶏からパワーをもらっているはず。いやあ、いいなあ。

自然というもののエネルギーは大地に根ざしているものが多いですよね。植物なんかまさにそうですし、水だって地面にたまる。空からエネルギーを感じるのって太陽と空そのものぐらいな気がします。大地のエネルギーを自分の上から感じるということはかなり特殊な状況なのです。これを味わってみたい。鶏が卵を生む庭の下で生活してみたい。そんなことを考えました。

この沢田マンションですが、ウェブの情報によると宿泊もやっているそうです。行きます。

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