【作曲練習】音楽を聴くことの延長線上に作曲がある。難しく考えないで

作曲って一部の天才的なひらめき力を持ったひとだけができる高等技術だと思われているフシがあります。でもそれは違います。まず作曲なんて無理だよ… と嘆くひとのうち、本気で作曲したいと思ってるひとはあまり多くない気がします。やってみたこともないうちから無理だと思っている。気持ちはわからなくはないですよ。やったことのないひとからすれば見るからに難しそうですから。ぼくも昔はそうでした。

ただ、1回作曲の世界へ足を踏み入れると、思っていたほど難しくないんです。もちろんそれなりに知識が必要だったりしますけど。そして作れば作るほどよくなっていく。これが作曲のおもしろいところなんです。

作曲において結局のところなにが大切なのか、それは曲を聴く力です。ひらめきよりはるかに重要、ひらめきなんかやってこなくても作曲はできます。

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完全なオリジナルは存在しない

これはもういま世の中にあふれている音楽を聴けばわかることですが、完全なるオリジナルの曲なんてものは幻想です。メロディはあれに似てる、コードは王道進行、リズムもお決まりのやつだ… というふうに。だいいち、オクターブに12種類の音しかない音階を使っていて、聴いていて気持ちのよい流れはある程度パターン化されているとなれば、似ない方が難しいのです。

となれば、無茶な完全オリジナルを目指すのではなく、どこか既存曲の雰囲気を持ちつつ、完全に真似ではない曲というものを作るしかありません。ここで必要になるのが既存曲の分析、つまり聴く力というわけです。

聴く力とは

具体例をあげましょう。ここでいう聴く力とは、

  • 1. メロディをうたう
  • 2. ハーモニーを味わう
  • 3. リズムを感じる

ざっくりいえばこれだけです。これならできそうでしょ?いつものように音楽を聴くことの延長線にあるのです。

1. メロディをうたう

メロディをうたう、というのはカラオケに行けという意味ではありません。逆にカラオケに行って歌いまくったからといってちゃんとメロディが分析できるとは限らない。メロディの流れ、つまりその旋律の強弱や高低、あるいは長い音か短い音かを意識せよということです。そしてできれば構造化して把握する。

ここでの構造化とは、たとえばドレミというメロディがあったとき、これをドレミと捉えるのではなく「ある音から1音ずつ上昇しているフレーズだな」と捉えることを指します。この構造のパターンを知識として持っておくことで、作曲に生かせるのです。

2. ハーモニーを味わう

これも普段音楽を聴くときに無意識にやっていますよね。なんだかここは物悲しい雰囲気だな、とか明るくはじけるような響きだな、とか感じているはずです。これを意識的にやりましょうという話です。ぼくらの感情を動かすそのコードがなんであるかっていうのが耳コピできたらいいんですけど、最初はわからなくても大丈夫。気持ちに訴えるものがあると感じることの方が重要です。

3. リズムを感じる

ノリのいい曲だとつい身体でリズムを取ってしまいます。それです。それでいいんです。つい身体を動かしてしまうリズムはどういったものか、よく観察しましょう。バズドラムとスネアはどんなタイミングで入っているか、を身体で体感するのです。

ちなみにドラムスのパターンは余程特徴のあるものでない限り、ある程度はそのまま自分の曲に使ってしまってもOKです。リズムパターンの蓄積は作曲の自由度をダイレクトにアップさせてくれます。

ちょっとだけ真剣に聴いてみて

普段よりちょっとだけ真剣に音楽を聴いてみてください。メロディが好きな曲があれば、1.だけ実践してもらってもかまいません。好きな曲の好きな部分はどうして好きなんだろう、と考えることから始まるのです。

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