『春はあけぼの』で季節のコードを表現してみた。景色をコードで表して作曲のイメージに

景色の向こうにコードネームが見えるんです。ほんとうです。たとえば、穏やかで元気の出る春の朝はDadd9、真夏の暑い日差しの日はGのパワーコード、肌寒くなってきた秋のC6、雪のちらつくAonC#…

せっかくなので枕草子でアレンジしてみました。古語で書きたかったんですけど、古語ライティングのスキルは持ち合わせていないので現代語訳ふうで勘弁してください。

スポンサーリンク
レクタングル大

春はDadd9

春はDadd9。だんだんと野原が緑づいてくる、そこへどこからともなくDの音色が聴こえてきて、そっと足されるEの音がよい。

夏はG。B音が入ったGはもちろんのこと、B音がないGもまた、夏の日差しがカンカンと照る様子もよい。また、オクターブ上にG音を重ねたのも力強くてよい。

秋はF6。肌寒くなった空気に、夏と冬へ迷っているG音とA音の様子さえしみじみと感じる。ましてや、メジャーなのかマイナーなのかはっきりとはわからないのは、とてもおもむきがあってよい。日が落ちてから聴こえてくる、クラシックギターのF6などは、このうえなくすばらしい。

冬はCmaj7onE。雪が降っている朝に聴こえるCmaj7onEは言うまでもなく、抜けるような高い空を見ながら聞くのもたいそう冬にふさわしい。こたつに入ってみかんを食べながら聴くCmaj7onEはよくない。

4つの季節をコードネームで表してみました。あんまり考えずにパッと思いついたコードを書いたのですが、マイナーコードがないですね。マイナーコードで挙げるとすれば梅雨のじめじめした雨の日。Bmadd2とかどうでしょう。体にまとわりつく湿気を表現できるコードじゃないかな。

天気や季節ではないのですが、レンジを広く取ったGadd9omit3は海ですね。このコードを聴くと真夏の太平洋がありありと想像できる。押尾コータローさんのBig Blue Oceanという曲のサビがこのコードなので、少なからず影響を受けてるんだと思います。

コードを景色で表現する、逆に景色をコードで表現するっていうのは作曲のいい練習になります。技術的な部分でなく、もっと曲のコアな部分が鍛えられる。結局重要なのはこのコアだったりするんです。ぼくはすばらしい景色や出来事に遭遇したときは、それをあとから音で表現したりしています。あのときの感じはこんな音だった、あんなコードだった、と。

ぼくの印象はこんな感じです。あなたの印象はどうですか?

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする