ミニマリストを考える。穏やかそうに見えて鋭い生き方

こちらの記事を書いてからミニマリストというのがちょっと気になったので調べていたら、ミニマリストとして有名な佐々木典士さんという方のインタビューを見つけました。

モノを極限まで減らした暮らしは本当に快適!? – 「ミニマリスト」佐々木典士さんに聞く

スポンサーリンク
レクタングル大

プレッシャーからの解放

本棚をまるごと手放したことです。神保町の本屋さんに来ていただき、まとめて売りました。あとはCDやDVDなどのコレクションも、一度にすべて手放したことが大きかったのではないでしょうか。最初は段階的にやるつもりでしたし、マンガは売るつもりがなかったのですが、間違って全部持って行かれてしまって(笑)。でもその結果、すごくすっきりしました。

佐々木さんは出版社で編集の仕事をしているにも関わらず本棚を捨てたそうです。

本棚に本がたくさんあると、その中にある未読の本を読んだ方がいいんじゃないかな?と思ったりしてしまいますよね。でも絶対そこから選ばなくてはいけない、ということはないんです。本棚をまるごと処分したことで、今本当に一番読みたい本を1冊だけカバンに入れておくことができるようになりました。

この部分は本当に共感できます。未読の本があると生活にハリが出るという記事を書きましたが、その本を読まなくてはいけないと思ってしまうとつらくなるのには同感です。

録画機能も随分進歩して、長時間録画ができたりしますよね。でもせっかく録画したのに見てないと、「こんなにまだ見なきゃいけないのか」とプレッシャーになる。消化しても消化しても見きれないんです。見る義務はないのですが、録画された番組から「たまってますよー」というメッセージが伝わってくる。それって精神状態にはよくないと思うんです。

テレビについても同じことが書いてあります。そうそう、いろいろやっていないことが溜まってくると精神状態が悪化するんです。ぼくはこれを精神的仕掛品と呼んでいます。仕掛品はなるべく早く製品にするか、廃棄したほうがいい。ブログの原稿や新しい曲の素案も、すこしだけ手をつけて長い間放っておくとアイディアの鮮度が落ちてしまって、続きを作ろうというモチベーションが湧きにくくなってしまいます。

本を読んだりした方が自分に本当に必要なモノや情報を取捨選択して身につけられる、と思うようになりました。自分が積極的にとりに行くべき情報かを考えることにもつながりました。

ミニマリストって、物を持たない生活というインパクトが強すぎて実際どういう考え方で生きているのかが見えにくい気がしています。本を捨てたからといって、本をまったく読まなくなったわけではないのです。

ミニマリスト=鋭い生き方

こういうインタビューやミニマリストのブログを見ていて、鋭く生きているなあと思いました。いまある物に対する接し方の密度は格段に上がるのでしょう。物との高密度なコミュニケーションがいい方向に働けばすごく幸福な生活が送れるけれど、悪い方向に働けばそうでもない。諸刃の剣という一面があるように感じます。

ぼくがもしミニマリストになるとしたら、まずはスマホをどうにかするかもしれない。いま本棚の目の前に立ってごちゃごちゃとした本たちを眺めてみても、あれを捨てたい、とか変に心がざわつくことはありません。それよりもスマホ。これはなんだか持っていると居心地が悪くなることがありますね。

単に物ベースで生活を見るのではなく、1日のうちで自分が何に時間を使っているか、よく観察することからはじまると思います。インタビューにもあった「プレッシャー」を与えてくるものがなんなのかよく見極めて、それが実際の物なら捨てる、人間関係なら縁を切る、情報なら遮断する、これが基本です。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする