【作曲練習】既存の曲を題材に作曲の練習をする方法。サビだけオリジナルのキメラ楽曲を作ろう

音楽に問いを見つけよう。

普段なんとなく音楽を聴いていると、アーティストの作った曲をなんの疑いもなく受け取ってしまう。いや、なんでもかんでも疑えと言ってるのではなくてですね、曲の途中で少し聴くのをやめて考えてみるとすごく勉強になるよ、という話です。

たとえば本。本の中には、著者からぼくら読者に「ここで5分考えてみてください」みたいな呼びかけがあったりします。ぼくはけっこうよく遭遇しますね。そういう本ばかり読んでいるっていうのもあるとは思いますが…

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サビを予想しよう

これと同じことを音楽でもやってみましょう。お題となる音楽を用意します。音楽には「ここでちょっと考えてみましょう」みたいな親切な呼びかけはありません。だいいち、こんなふうに立ち止まりながら聴くことを想定して作られていませんからね。ですから問いは自分で設定します。

ぼくのおすすめはイントロ、Aメロ、Bメロまで聴いて一旦ストップ、サビを予想するというやり方。たいていの曲はBメロからサビへ向けて大きく展開するので、自己流フレーズも作りやすいし、何よりおもしろい。

サビがひととおり(できればイントロやAメロに戻るところまで)作れたら答え合わせです。「あら、けっこう似てた」「なんだこのサビは!」「そもそもBメロの次がサビじゃなかった…」などなどいろいろあるでしょうが、ここで大事なことは、どうしてそう考えたのか、を考えることです。

けっこう似てるフレーズができたときは、あなたがそのサビを持ってきたのと同じ理由でサビを作ったかもしれません。もしそうだったらプロの考え方をひとつ手に入れたことになりますね。ラッキー。

まったく違うフレーズだったときは、なぜ自分はそのサビを持ってきたのか、なぜお題の作曲者はそのサビを選んだのか、両方考えてみます。そしてお題のサビをもう一回聴く。なにか印象が変わるかもしれません。

サビの作り方ヒント

考える、と何度も言ってますが、どう考えたらいいのかさっぱりわからない、というひとのために観点の例を挙げておきます。

  • メロディの音高(音の高さ)がどういう波を描いているか
  • リズムは細かいのか、ゆったりなのか
  • コード進行
  • 転調したかどうか

などですね。最初はこのなかでも一番わかりやすいメロディについて考えてみるのをおすすめします。

お題に選ぶ曲ですが、できればまだ聴いたことのない曲がいい。聴いたことのある曲はサビがどんなものかわかっているので、ついそれに引っ張られてしまってうまく予想できません。

せっかくなので練習問題を置いておきますね。この曲のサビを予想してみましょう。サビは1:49地点から1コーラスしか流れないので、全部聴き終わってから2コーラス目を予想するのもいいでしょう。

宮本笑里『birth』

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