【作曲練習・実例あり】メロディは舌足らずなぐらいがちょうどいい。リスナーに語らせる音楽をつくろう

曲のメロディってなんだと思います?ぼくは「おしゃべり」だと思ってます。音楽の起源については詳しくないですが、きっと「おしゃべり」をもっと感情的に、気持ちよくしていったら、あれ、歌ができた。そんな感じで歌ができたんじゃないかな。勝手な想像ですけれど。

おしゃべりであるメロディを作るときに、ぼくが気をつけているポイントをひとつ紹介します。楽譜・音源付きでどうぞ。

スポンサーリンク
レクタングル大

多くを語らない

これはぼくの性格も多分に影響していると思うのですが、あまりガンガン押しつけるようなメロディはつくらない。もっといえばもうちょっとしゃべってもいいかな、ぐらいのところで遠慮しておく。ぼくはおしゃべりも自己主張もあんまり得意ではないんです。だからというわけではないですが、音を詰め込みすぎるのは肌に合わないんです。

メロディには「説明」という機能もあります。これは実際の会話において、おしゃべりで何かを説明することがあるのと同じこと。では音楽での「説明」とはなにか。

説明は必要?

音楽で説明することといえば「ここはこんなふうに聴いてね」という作者の意図ぐらいかな。なんとなくこんな雰囲気で、というある程度の方向付けはするべきだし、しないと音楽は成り立たない。でも音楽は論文とは違います。必ずしも説明が必要なわけではありません。作者の意図が過剰に盛り込まれた曲ってみなさん聴きたいと思いますか。

ぼくは、しゃべりすぎるメロディ、説明してしまっているメロディにならないよう気をつけて作曲しています。

では、ちょっと実例を出しましょう。

1. 音の数が多いメロディ

151114

2. 音の数が少ないメロディ

151114blog

どうでしょうか。ぼくは音の少ない方が好みです。1.は冗長で説明しすぎな印象、それに対して2.は方向だけ決めてあとは黙する。シンプルイズベストです。

リスナーにしゃべってもらう

メロディで多くを語らないといいことはまだあります。メロディの音数が少ないと必然的に音楽の中に「間」が生まれます。その「間」で、リスナーに語ってもらうのです。

普段の会話でも、聞き上手なひとっていますよね。聞き上手なひとは相手にしゃべってもらって、いつの間にか相手をリラックスさせてしまう。これを音楽に当てはめるのです。つまり、聞き上手な音楽になろう、ということ。

音楽は聴かせるものじゃないのか。ええ、たしかに。音楽も聴いてもらいながらリスナーにも語ってもらう双方向のコミュニケーションをやりたいね、という話なんです。

余韻についてはまだ

メロディの音数と密接に関係するのが「余韻」だと思います。余韻についてはまだあまり考えが深まっていないので、またの機会に書くことにします。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする