【作曲練習】ソロギター曲しか作ったことのないぼくが、ギターアンサンブル曲を作るまで

いやー、やればなんとかなるもんですね、はらちぇんです。作曲ではソロギター曲しか作ったことのなかったぼくが、アンサンブル曲を0から作り上げる日が来るとは…

おととい初めてのアンサンブル曲を(一応)完成させたので、ここまでの経緯をまとめてみます。

スポンサーリンク
レクタングル大

ソロギターの作曲とは全然違う

ソロギター曲しか作っていなかった2年ぐらい前のぼくは、楽器をたくさん使うアンサンブルの作曲なんてできる気がしていませんでした。自由度が高すぎてどうまとめたらいいかまったく見当もつかない状態。

どういうことかというと、ソロギターでは、ベース・コード・メロディを全部ひとりでやらなければならない。作曲においてはこの制約が非常に大きく影響してくるのです。とくに、ベースとメロディはお互いを縛りあっていると言ってもいいぐらいの制約がある。

たとえば、レギュラーチューニングで、低音のF音をベースに取りたいとき、1弦12フレットのE音はメロディにできないですよね。どんな大柄なひとでも、普通のアコースティックギターの1フレットと12フレットを同時に押さえる手は持ってないでしょう。

こういう「ひとりで弾く」というスタイルの特性上、作曲も全体をいっぺんに見渡しながら作ることが多かった。メロディ・コード・ベースはほとんど同時に作っていました。

ぼくにとってはこれが(たまにうっとうしくなることもありましたが)、作曲を楽にしてくれたのです。「ここはベースF音だから、1弦5フレットぐらいまでの音域でコードとメロディをおいしくしよう」という風に。制約によって選択肢が狭められたので、方向性を決めやすかったのです。

だからアンサンブルの作曲なんて自由すぎて無理!だと思っていました。

耳コピ編曲トレーニング期間

アンサンブルの作曲はアレだけど、耳コピして編曲するだけならなんとかなったので、1年半前ぐらいから Rubinetto 用の編曲をがっつりやっていましたね。Rubinetto も立ち上げたばかりで、曲のストックも全然なかったから。とにかく作るしかない。ボツも含めて結局大阪に引っ越すまでに10曲以上は編曲したんじゃないかな。

そしてある日思ったのです。

「今ならアンサンブルが作れるかもしれない。いや、作れる」

編曲で「作法」を学んでいた

大量の耳コピをすることで、アンサンブルにおける作法が身についたんでしょうね。圧倒的に不足していたベースラインのつくり方、ドラムスのリズムパターンなどがインプットされはじめた。そうするとアンサンブルも、完全な自由ではなくいい意味で制約のあるものに見えてきた。

「制約」という言葉、あまりよくないですね。「セオリー」あたりでどうでしょう。

セオリーが見えてくると自由すぎてどうしたらいいかわからない、という感覚も少しずつ薄らいでいきました。

そして今回の初アンサンブル作曲

メロディがコードやベースの制約を受けるソロギターとは違って、メロディだけをじっくり考えてから、コードやベースのアレンジに取りかかれます。作曲と編曲は別の作業だということが身をもってわかりましたね。ソロギターでは作曲すなわち編曲、みたいなところがありますから。

作曲で使う楽器もほとんど鍵盤でした。小さいころにエレクトーンをやってた影響で、音のインターバルやコードを考えるときはやっぱり鍵盤が便利。「ここのコードにこのメロディ音は7度の関係だから…」と鍵盤叩きながらちまちま進めることができます。

完成することが重要

今回できあがった曲、かなりがんばって作ったし、いろいろ新しいことも詰め込んでいます(ぼくのアンサンブルアレンジ曲である『さんぽみち』『二階建ての校舎』しか知らない方が聴けば、マイナーキーの曲っていうだけで新鮮かもしれません)。

でもなんとなくスッキリしない、うまくいってない部分もけっこうある。言語化できないもやもや。言語化できたら多分解決するんだろうなーというもどかしさを感じながらの完成となったわけですが、ひとつ重要な点を挙げるとすれば、

完成させること

に尽きる。まずはなんでもいいから形にしてみる。表現にかかわる分野ではわりとどんなジャンルでも言われていることですが、ぼくも同じことを言います。

完成、っていうのはその時点での総決算なんです。下手なら下手、未熟なら未熟なところも含めて作品になる。

ぼくはその下手や未熟さを受けとめて「完成」と言い切れるかどうかが、その後の成長に大きく影響すると思っています。

『箱庭』

今回できた曲『箱庭』(いまタイトル考えました)、Rubinetto が採用してくれるなら近々Rubinettoライブで初お披露目です。あとは… 楽譜のオンライン出版かなあ。

作曲練習ネタとして、ちょこちょこと部分を切り取って小出しにしていくつもりなので、楽しみにしててくださいね。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする