電子書籍化がすすめば紙の本はおもしろくなる!?本の未来を妄想する

これから出版される紙の書籍は「純度」が高くなるんじゃないかなという話です。まあ、あくまでぼくの「こうなったらいいな、たのしそうだな」という妄想ではあるんですが。

しばしお付き合いください。

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わざわざ紙媒体で出版するということ

こんなことを思ったのは、ブロガーのヒトデさんの記事を読んだから。

みんな図書館使ってる? 便利過ぎてヤバくない?

記事の中心である図書館の話からの脱線で納得してしまう部分がありました。

「1回読んだらもう満足だなぁ」

って本ですね。腹ぁ、いっぱいだ……ってなっちゃう本。トラ!
「いや、もう一回この本を読み返す事は、ないでしょ」って事、ありますよね

っていうか僕の場合はそっちの方が多くて、「わー、これは本棚に仕舞っておいてまた読もーー!」って思える本の方が少ないです

つまり本棚のスペースにも限りがあるんで、選考に漏れた本達はブックオフとかに持って行って二束三文で買いたたかれる事になるんですけど、そのたびになんだかなぁって思っていたわけです

っていうか本重いんだが? 紙袋も駐車場からの道中で破けるんだが?

その辺の問題点を解決してくれてるのがKindleとかKoboみたいな電子書籍だけど、やっぱり適当なパラ読みが出来なかったりで、僕はどちらかというと紙の本の方が好きなんですよね
いや、電子書籍もめっちゃ使ってるけどね

ぼくも紙の本大好きです。でもすべての本を紙で読む必要があるとは思っていません。本棚に置いておいてもしょうがない、つまり2回目は読まないだろう本は電子書籍でもいいなと感じています。だって場所とらないもん。安いし。

部屋という限られた空間の、本棚というさらに限られた空間。そこには自分の好きなもの、見るとわくわくするもの、訴えかけてくる本を置きたいんです。

オンライン出版のハードルはどんどん下がっている

これは紛れもない事実。電子書籍出版のやり方についてはいろいろなまとめがあるので、まとめのまとめをひとつ貼っておきます。

【保存版】電子書籍を出版したい人が絶対に見るべきサイトまとめ【Kindleで本を作る方法&売るコツ】

このサイトによれば、個人がKindleで本を出版する手順は、

(1)Kindleに個人情報を登録する

(2)原稿と表紙のデータを用意する

(3)Kindleにデータをアップする

の3つだけでいいらしい。ざっと読む限り、KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)は無料らしいので、コスト面のハードルもぐっと下がった、というかハードルがなくなった。

ここから言えることは、紙の本として出版する必要のないものがどんどん電子書籍で出版される可能性が高いということ。

では逆に、どんな本が紙の本として出版されるのか。

紙にこだわる本が紙で出版される

紙にこだわりのない本は紙の書籍市場から退出し、紙にこだわりのある本ばかりがこの市場に集まってくるでしょう。ぼくが思うに、紙にこだわりのある本というのは、紙の本好きにとってはたまらないおもしろさがある。

つまりですね、紙の本というフィールドは、紙の本好きによる、紙の本好きのための場所になるんじゃないかと思うわけです。

紙の本全体の規模は縮小するかもしれません。でもそれが必ずしも紙の本好きにとって悲観的なことばかりではないのです。

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共存でいいんじゃない?

紙の本と電子書籍は、取って代わる・代わられるという二者択一の文脈で語られることが多いですけど、そうじゃない可能性もあるよね、という話なんです。

情報としてのスピードや量が求められる文章は電子書籍、紙にこだわる芸術的要素の強いものは紙の書籍へと住み分けられる。うん、これはこれでありだなあ。

さっきも言いましたがぼくは紙の本大好きなので、こだわりある紙の1冊がふえることはとても楽しみです。紙の本の質感や記憶などについて前にこんなことを書きました。

参考:電子書籍では味わえない、紙の本の読み方。出会いから別れ、そして再会まで

こうなったらいいな、の妄想もそんなに非現実的ではない気がしてきました。

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