Clarisの曲がキャッチーな理由。『irony』『nexus』『CLICK』に共通する特徴

Clarisのアルバム「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」を借りてきたので研究してみました。

Single BEST とあるので、シングルで売れた曲がこれでもかと盛り込まれているわけです。どの曲もポップでキャッチーなのですが、今回はその中でもとくに印象に残った『irony』『nexus』『CLICK』のサビについて。

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『irony』

この曲はアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌であり、Claris初のリリース作品とのこと。では早速サビのメロディについて見てみましょう。譜例はサビの最初の2小節です。

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『irony』(「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」- Clais)

注目すべきはサビのいちばん最初に1オクターブの跳躍上昇進行があるところです。これがこの曲の軽快な雰囲気と合わさってすごくキャッチーに仕上がっています。

『nexus』

これも『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌である…?調べてみたらこちらはアニメではなく小説の主題歌とのこと。小説に主題歌がある時代なのか…

若干混乱しつつ同じようにサビを分析してみます。こちらもサビ最初の2小節。

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『nexus』(「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」- Clais)

『irony』と同じく1オクターブの跳躍ですね。うーん、さすがカラオケのランキングでも上位を維持している曲だけのことはある。

『CLICK』

アニメ『ニセコイ』の主題歌。9枚目のシングルです。

早速譜例を見てみましょう。

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『CLICK』(「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」- Clais)

上の2曲に比べると、サビへの導入部分がすでに高い位置から始まっているので少し柔らかい印象になっている。それでも矢印で示したところは長7度の跳躍があります。カッコいい。

メロディの上昇

一回聴いただけなのにすぐ覚えてしまう曲ってありますよね。今回の3曲はまさにそういう曲。サビ冒頭の跳躍進行は効くんだなあと改めて認識しました。

基本的にメロディが上行すると、聴くひとの気分も盛り上がっていきます。上昇跳躍の幅が広いほど、一気にパーンと晴れわたるような印象を受けますね。

今回ピックアップした3曲の中では、『nexus』が一番その効果を発揮していると思います。曲調やリズムなどの要因もあって、そう感じるのでしょう。

この3曲、作曲はどれもkzさんというVOCALOID出身の音楽プロデューサー。うん、なんとなくわかる気がする。

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