4割濃いめ、6割薄め。アルバムがヘビーローテーションされる条件

こんな仮説を立ててみた。

音楽アルバムは、刺激の強い曲が4、刺激の弱い曲が6の割合で含まれているとヘビーローテーションされやすい。

はじめに断っておくが、これは全くの主観の話である。しかしヘビーローテーションの条件なんか聴くひとの好みによるところが大きすぎて、主観で語るしかないであろう。

スポンサーリンク
レクタングル大

リスニング

音楽を聴くという行為を積極性によって分類し、積極性に聴く「リスニング」と消極的に聴く「ヒアリング」とに分ける。

するとリスニングをしているときは、音楽を貪欲に摂取しようとしているので、普通程度の刺激では満足できない。内容の濃い楽曲が好まれる。アルバムを初めて聴く場合はリスニングとなる。最初からヒアリングをしていては、曲の構造やアルバムの構成がつかめないからだ。

そしてここでいう刺激の強い曲というのは、必ずしもテンポが速くてたくさんの楽器があるレンジの広い曲を指しているのではない。楽器ひとつ、1音だけの音楽でも刺激が強いということはありうる。

ヒアリング

逆に音楽をヒアリングしているとき、たとえば家事のBGMとして流している場合は、刺激が弱いほうが好まれる。勉強のお供にはインストゥルメンタルがよいというのと同じである。

大切なのは、両者は比べるものではないということだ。こってりラーメンがあればあっさりラーメンがあるのと同じで、どちらが優れているという問題ではない。

ある楽曲を評して、あれはBGMみたいな音楽だと批判するのをみかけるが、それは全く当たらないと思う。BGMだって音楽だ。

BGMとしてのヘビーローテーション

アルバムをヘビーローテーションする、というのは、どちらかといえばBGMとして聴く場合が多いのではないだろうか。つまり家事など他にやることがあって、なんとなく耳が寂しいからCDをかけようというふうに。

ここで力を発揮するのは薄味の曲である。メインの作業を邪魔せず、耳を愉しませてくれるような曲があるとよい。

しかしだからと言ってアルバム全体が薄味だった場合、アルバムと出会った頃のリスニング期に印象に残らない。その結果ヘビーローテーションまでたどり着けないのだ。

刺激のバランス

そこでヘビーローテーションを勝ち取るためには濃い薄い両方の曲が必要になる。この割合はどれぐらいだろう。

ぼくは4割そこそこの濃い味がほしいと思う。最初の印象で4割ほどいいと思える曲があったらアルバムを通しで聴いても退屈しない。

4割は多いだろうか?少ないだろうか?たとえば4分の曲が10曲入っているアルバムで、6割退屈だと24分退屈なわけである。4割は下限値ギリギリだと思う。

めでたくアルバムがヘビーローテーションを勝ち取った。ここからじわじわくるのが薄味の曲たちである。ただ回数を聴いているだけで単純接触効果によりだんだんと好きになってくるのだ。

<ヘビーローテーションの先について考えてみた記事はこちら>
http://haracem.com/20170125/2194

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする