kindle最大のメリット「好奇心のミスマッチを防ぐ」

kindleのメリット・デメリットについてはすでにいろいろな人がいろいろなことを言っているので、ぼくが実際に使ってみた上での利点をひとつだけ書いておこう。

読みたいときに読みたいものが読める

kindleのメリットはこれに尽きる。本を何冊分も持ち歩けるとか、紙の本に比べて安いとか、暗いところでも読めるとか、さまざまなメリットがあるが、なんといってもkindleの持つタイムリーさだけは紙の本には絶対に真似できない。そしてこれは思っていた以上に重要なファクターだった。

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好奇心はコントロールできない

kindleも紙の本も、ともに読書体験を提供するメディアだ。ならばその第一の目的は、読者にできるだけ良質な読書体験を提供することにあるだろう。

kindleのメリット・デメリットで語られる項目は、ほとんどがこの良質な読書を得るためにはどうすべきかという方針で書かれている。

良質な読書への条件の中で重要なのが、読者の興味関心とのマッチングである。なぜ重要かといえば、好奇心の盛り上がり、盛り下がりだけは自分でコントロールができないからだ。

「この本、今注文すれば明後日の夕方には届くな。その頃また興味を持つようにしよう」などというコントロールは不可能である。

好奇心は繰り返さない

好奇心が高まるにはそれなりの文脈が必要だ。友人と食事をしているときにおもしろい本をおすすめされたとか、ネットサーフィンをしていてたまたま目についたとか、興味を抱くきっかけがどこかにある。

そしてそのような文脈は強い一回性を持つ。仮にまったく同じ状況がもう一度繰り返されたとしても、2回目の経験だからというそれだけの理由で興味を抱かないかもしれない。最初に興味を持ったときにどう動くかが重要なのだ

kindleを持っていなかったときは、こうして高まった好奇心にしたがって書籍を注文するのだが、数日後に届いたときにはすでに興味を失ったあとだった… ということを何度も繰り返していた。

思うに積ん読の最大の原因はこのミスマッチなのではないだろうか。買ったはいいものの1文字も読まずに積まれている状態というのは、買って手元に届いた(本屋で買って家に帰った)ときにはすでに興味を失ってしまっていたのだと…。

kindleはそうした好奇心と書籍のミスマッチを解消してくれる。この1点だけを取っても、kindleを利用する価値は十分にあると思う。

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